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24日から26日まで

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4月24日から26日まで入院・手術しました。
備忘録として、記述する。

●4月24日日曜日
11時頃入院手続き後、看護師に案内され病室へ。
入院期間は3日間、手術前検査に行った際に入院の説明も受け、個室を希望しておいた。
急患等により希望の病室にならない事もあるようだが、前日に電話で個室の病室になったと連絡を貰う。
ベッド以外は小さな洗面台とロッカー、テレビといった狭い病室だが、意外と落ち着く。
手術の翌日には退院といった短い期間ではあるが、個室が良い。

特に用事は無いので、夫には帰宅してもらう。
病衣に着替え、荷物の整理。
そうこうすると12時、昼食を持って来てもらう。手術前でも、食事に制限は無く普通の食事。
味は薄味だが、日常自分で作る料理も薄味を心掛けているので、違和感無く食べられた。

暫くすると看護師が来て、この3日間の流れが詳細に書かれた「しおり」を読みながら
オリエンテーション。

夕方、お風呂に入る。家庭用のお風呂といった感じで快適。
入浴後、自販機でジュースを買う。ここまでは翌日手術を控えている実感が無い。

18時夕食、質素な食事だが、味は良い。美味しく頂けた。
消灯までテレビを見たり、タブレットで本を読んだり、ビジネスホテルに宿泊している気分になる。

消灯21時以降は手術前なので、飲食禁止。
眠れない気がするので、眠剤を出して貰う。

●4月25日月曜日
午前6時起床、体温と血圧測定。入院してから何度も計られる。
午前7時頃、主治医が部屋に来てくれて説明を受ける。
午前8時に術衣に着替え、点滴が始まる。
8時半頃、夫が部屋に来る。緊張していたので、夫の顔に安堵する。
こういう時、家族は心強い。

そろそろ手術室へ行きましょうと、看護師さんに呼ばれ
同じ階にある手術室へ歩いて行く。
執刀医である主治医が早歩きで追い抜いて行く、爽やかな笑顔で「頑張りましょうね!」
手術室前に行くと、名前を確認していよいよ中へ。

中に入ると、手術専門の看護師さんに引き継ぎ、また生年月日・名前・性別を確認し、
手術する部分を確認。
眼鏡を預けて、手術台に登る。
心電図やら色々身体に貼られて、麻酔が始まる。
意識が段々遠く・・・

1時間のオペだが全身麻酔なので、
麻酔が覚める時間を含めると1時間半くらい。
「●●さーん手術終わりましたよー」と声を掛けられ「ああ私は手術していたんだ」と気付く。

病室は個室なので、夫は病室で待機。
オペ終了後、夫が医師に呼ばれ今回の手術の状況や結果を聞く。
麻酔が覚めたので、病室に戻り自分のベッドに寝かせられる。
夫に手術の結果を聞き、安堵する。
20分くらい部屋に居たが、私の両親や義父に報告したいからと
帰宅する。

術後、4時間のベット安静の後、起き上がり水やお茶を飲む。
この日は絶食。
呼吸器等が喉くらいまで入っていたので、喉が酷く痛む。

37.2分くらいの微熱があり、麻酔のせいか頭がボーっとしていたが
創部の痛みはそれ程感じず、歩き回る分には問題無かった。
ウロウロと立居歩くので、看護師さんにちょっと驚かれた。
夕方と、消灯前に主治医が創部の様子を確認に来る。
直ぐに起き上がれているので、安心した様だ。

手術直後なので、夜は良く眠れたと思うが、
寝返ると創部が痛むので、ちょくちょく眼が覚めた。


●4月26日火曜日
午前5時過ぎ、目が覚める。
二度寝すると起きられなくなりそうなので、このまま起きてテレビを見る。
テレビは、朝・夕方・夜のニュースしか基本は見なかったが、術後に昼下がりのワイドショー
(「●●おび」「●●屋」とか・・・)を見たら、必要な情報は皆無だなと改めて感じた。
テレビで見るのはニュース(NHK)か、やっぱり新聞が良い。
最近は電子書籍しか本は読んでいないが、垂れ流しで得る情報や知識より、
自分で探して得る情報の方が尊いと感じる。
どんなに文明が進んでも、書籍や新聞は永遠であると思う。

話しが逸れたが・・・そんな事を考える余裕が出て来た証拠だ。

午前7時頃、主治医が来て、創部の確認と防水テープを貼りに来た。
帰宅したら入浴しても良いそうだ。
1週間後、創部の診察があるので外来の予約をする。
看護師が来て、検温・血圧測定。
最後の、抗生物質の点滴。

午前8時頃、朝食が運ばれる。
ごはん・味噌汁・納豆・海苔・お浸しの朝食。1日絶食だったのでとっても美味しい。

食後点滴が終わり、ルート確保の点滴針も外され、洗面・歯磨き・着替えをする。
荷物の整理も終わり、コーヒーを飲んで寛ぐ。
またビジネスホテルに宿泊気分に戻る。

午前9時半頃、夫が迎えに来る。

午前10時過ぎに、看護師が退院手続き用紙を持って来る。
看護師さん等に挨拶をし、1階の退院手続き窓口へ行く。
退院手続きと、生命保険の証明書手続きを済ませ、帰宅。

特に変わらない自宅と、眠そうな猫みかんが居た。



夫は、1人で家に居ると、食べ過ぎてしまうそうで、これまで1キロ肥えたそうだ。
こちらは絶食で、ひもじい思いをしていたと言うのに。。。
まあ、夫まで元気を無くされては困るので、食欲旺盛なのは笑い話しである。

猫のみかんは、夜になっても私が帰って来ないので「おかしいね~」といった感じで
夫の顔を見つめるのだそうだ。
そうすると「かあちゃんは病院・病院!帰って来るよ!」と言い聞かせると「フンッ」と言って
またじーっと夫の顔を見つめる。


家族が病気で心細い時に、猫みかんが色々元気付けてくれたそうだ。


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by yutanatsumikan | 2016-04-28 09:47 | 散文